goo ランキングで「企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング」が紹介されていました。
1位「情報が数カ月間更新されていない」、2位「画像が多くて、重い」、3位「『準備中』のコンテンツだらけ」など、企業のウェブサイトにも、お店のホームページにも、ネットショップにも、当てはまることがランキングされています。

企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング

goo調べ (集計期間:2008年5月21日~2008年5月23日)

順位内容
1情報が数ヶ月間更新されていない
2画像が多くて、重い
3「準備中」のコンテンツだらけ
4リンク先がPDFファイル
5トップページからオールFlash
6ポップアップがどんどん開く
7情報が多すぎで探している情報にたどり着けない
8商品一覧などの一覧ページがない
9突然音が鳴る
10問合せ先が明記していない
11サイトを見ても何を伝えたいかがわからない
12商品の詳細情報がない
13ブラウザのサイズを勝手に変えられる
14サイト内検索が出来ない
15会社案内の地図がわかりにくい
16目に優しくない背景色(黄色や赤色など)
17全体的に文字が小さい
18公式ブログがスタッフの内輪ネタばかり
19右クリック禁止
20サイトメニューが英語で書いてある

ランキングを1位から順に追ってみましょう

1位 情報が数ヶ月間更新されていない
ホームページをお持ちでも、完成した時点のまま放置されているホームページって結構多いですよね。制作された当初は、今後どんどんホームページを更新されるおつもりだったのか、トピックスに「2006.mm.dd ホームページを公開しました!」と1行だけ掲載されていたり。
古い情報しかないサイトは、「ここはホームページを更新できるスタッフがいないのかな?」「ホームページを更新するお金もないのかな?」 「この会社は大丈夫かな?」と、経営状態まで疑われることに。かえって、マイナス・イメージを発信することになりかねません。
2位 画像が多くて、重い
世に「2秒ルール」というものがあります。リンクをクリックしてサイトを訪れてから、そのサイトに自分が必要とする情報が掲載されているかどうか判断するまでの時間は2秒以内・・・というシビアなルールです。
ダウンロードに2秒以上かかるということは、ユーザーが不満を感じるも何も、よくご覧にもならず直帰されてしまう危険性が高いのです。
3位 「準備中」のコンテンツだらけ
ホームページを制作される時、「ページが少なすぎて寂しいから」「あの会社もこんなページを載せているから」「でも、いまは中身を考える時間がないから」・・・と、いつか完成されるご予定で「準備中」のページを載せたまま公開されませんでしたか?そして、いつまで経っても、そのページは「準備中」のまま、あるいはクリックしてもリンクされていな状態のままではありませんか?
いつまでも未完成のページをご覧になったユーザーがどう感じるか?「作りっぱなしか?」「適当な会社だな」と、これもマイナス効果をもたらしてしまいます。
4位 リンク先がPDFファイル
ダウンロードやPDFリーダーの起動に時間がかかることもそうですが、PDFファイルと気づかずにクリックしてしまった時の落胆も含まれているようです。とは言え、すべての文書をHTML形式に置き換えるのは非効率ですし、レイアウトを崩せない様式や手渡せない方への文書の配布など、PDFファイルへのリンクが適切な場合もあります。
「PDFファイルへの安直なリンク」「手を抜いたな」という不満をやわらげるため、PDFファイルであることや容量など明示しておく配慮が大切です。
5位 トップページからオールFlash
サイトを運営する立場からすれば、オールFlashにせよ、部分Flashにせよ、かっこいいFlashをホームページに飾って見てもらいたい・・・と思われるかもしれません。しかし、ユーザーからすれば、Flashなんてどうでもいいこと。要は、求めている情報を早く詳しく正確に知ることなのですから。
せっかくお金をかけてFlashを作っても、すぐにスキップ(skip)して見てもらえないのでは意味がありません。Flashはページの一等地から取り払って、代わりに「こんな商品も、そしてこんな商品も取り扱っていますよ。きっとココにあなたの欲しい商品がありますよ」と、数種類の取扱い商品画像を並べた方が、よほどマーケティング効果が上がるというものです。
6位 ポップアップがどんどん開く
Webブラウザの画面上で自動的に別のウィンドウが立ち上がる仕組みのことを「ポップアップ」と言います。ブラウザには、標準でポップアップブロック機能が実装されています。また、セキュリティソフトが スパム広告とみなして警告メッセージを表示するなど、「うっとうしさ」にかけては5位のFlashといい勝負でしょう。
拡大画像を開く時や、今見ているページを見失わないため・・・など、効果的な使い方に限定するよう心がけましょう。
7位 情報が多すぎで探している情報にたどり着けない
情報が多いことは、決して悪いことではありません。問題は、たどり着けるかどうかです。ショッピングサイトの場合、ユーザーに欲しい商品を見つけてもらえなければ、その商品は売れません。
ユーザーを目指す情報へと導くために、サイトの構成を変えてみたり、情報を分類し直してみたり、サイト内検索機能を設けたり、サイトマップを掲載したり、ユーザーの立場に立ったサイト作りが肝心です。
8位 商品一覧などの一覧ページがない
どのような商品を取り扱っているのか、一目でわかるページは必要不可欠です。サイトマップ的な役割も果たしますし、「ついで買い」も期待できます。
9位 突然音が鳴る
実際の会社や店舗に置き換えて考えてみてください。お客様に、何の前触れもなく、いきなり音を鳴しますか?お客様は驚きませんか?不快に思われませんか?お客様に対して、失礼ではありませんか?
10位 問合せ先が明記していない
商品や企業情報を正当に評価して問合せを希望されているユーザーは大切な見込み客です。うまくマッチすればオファーが来るかもしれません。
営業電話やクレームを受け付けたくないお気持ちもおありでしょうが、掲載していないと、実在を問われたり誠意を疑われたりするかもしれません。企業サイトとしては、ぜひ掲載していただきたいものです。
11位 サイトを見ても何を伝えたいかがわからない
そんなサイトを作るほうが難しいようにも思えます。ホームページの役割、存在意義といった原点に立ち戻って再構築すれば、24時間年中無休で集客してくれる優れた営業マンに生まれ変わってくれるかもしれません。
12位 商品の詳細情報がない
型番商品ならいざ知らず、商品の魅力を伝えるには、情報を詳しく掲載するしかありません。
たとえば家具なら、「引き出しの中のサイズは」とか、「背面はどうなっているのか」とか、「キャスターを取り外すと高さは何センチなのか」など。ユーザーは、収納するモノや、設置場所に見合った家具を探しているのかもしれません。情報を詳しく載せていれば、そして、キャスターを取り外した高さが設置場所のサイズと一致すれば、買っていただけるかもしれないのです。
13位 ブラウザのサイズを勝手に変えられる
ユーザーが見やすいと感じるブラウザサイズの好みは、千差万別です。お使いのモニターサイズがひじょうに大きい場合、小さい場合によっても、異なります。
ポップアップの場合は仕方がないとして、ユーザーの使い勝手を無視したブラウザサイズの固定は、避けたほうが無難でしょう。
14位 サイト内検索が出来ない
「7位 情報が多すぎで探している情報にたどり着けない」にもありましたが、特に情報量が多い場合、サイト内検索は役立ちます。
ただし、掲載情報が少ない場合は、かえって体裁が悪いこともありますので、適切な使い方をおすすめします。
15位 会社案内の地図がわかりにくい
デザイン性には優れていても、地図が地図としての役割を果たさないのは、いかにも残念です。
遠方から来られるユーザーと土地勘おありのユーザーでは、地図に求める情報量も違います。どちらのユーザーにも対応できる「Google マップ」を自社サイトに掲載してみてはいかがですか?
16位 目に優しくない背景色(黄色や赤色など)
色が原因で字が読みづらかったり、目が疲れてくるようなサイトをご覧になった経験はありませんか?
ホームページは、中身を読んでいただいてナンボ!良い印象を持ち帰っていただいてナンボです。配色に自信のない方は、ご自分が快適に感じられるサイトの配色や、毎年「日経パソコン」が発表している企業サイトランキングなどをご参考に。
17位 全体的に文字が小さい
デザイン性の重視などを理由に、文字サイズを固定しているサイトは少なくありません。
確かに小さい文字は知的でスマートな印象を与えますが、WebブラウザやOSによってデフォルトフォントサイズは異なりますので、制作側が予期せぬ小さな文字でご覧になっているユーザーがいらっしゃる場合もあります。文字サイズはユーザー側で変更できるようにしておきましょう。
18位 公式ブログがスタッフの内輪ネタばかり
「内輪ネタ」と感じる程度は人それぞれですので、明言は避けたいと思いますが、ブログとは言え公式ブログ。ユーザーにとって有意義な情報、ためになったと感じていただける情報を持ち帰っていただいた方が、評価が上がるのではないでしょうか?
また、店長ブログなどの場合、常連のお客様にしかウケないような内容は、排他的で禁物だと思います。
19位 右クリック禁止
「デザインを盗用されたくない」「ソースを見られたくない」などの理由で、右クリックを禁止している企業サイトがあります。
お気持ちはわかりますが、スクリーンショットや専用ソフト、ブラウザツールバーのソース表示など、代替策まで防ぐことはできません。また、「右クリック禁止」タグをソースに挿入しているぶん、SEO(検索結果のページの表示順)的にも不利です。
それならば、ユーザーが常日頃使用している右クリックメニュー(新しいウインドウで開く、印刷、など)を有効にしたほうが・・・と思うのですが、いかがでしょう?
20位 サイトメニューが英語で書いてある
カスタマーサポートなどの対応能力にもよりますが、英語圏のユーザーを想定される場合は、きちんとした英語サイトを用意したほうが良いと思います。
「Web」のように「ウェブ」「ホームページ」と肩を並べるほど浸透している単語を使う程度なら理解できますが、「何となくかっこいいから」という理由だけでサイトメニューがすべて英語だったり、日本語で補足されていなかったりすると、リンク先の内容がわからずにサイトから離脱されても仕方がありません。

いかがでしたか?思わず読み飛ばしたくなる内容もありますよね。
でも、上記20項目に配慮しながらWebサイトを制作、あるいは改善すれば、そのサイトは快適な企業サイトに生まれ変わるということです。
ホームページは「両刃の剣」。企業の成果を上げるも、評価を下げるも、すべては活用次第です。ホームページで成果を上げたい・・・と思われるなら、1人1人のお客様のために、努力を惜しまずサイトを改善し続けることが大切だと思います。
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